半導体製造装置株に買い先行、台湾TSMC設備投資計画が刺激に、スクリーンなどカイ気配

株式

2020/1/17 9:05

 SCREENホールディングス<7735.T>や東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>など、半導体製造装置株がカイ気配で始まっている。きのう16日に半導体ファウンドリー(受託生産)世界最大手の台湾TSMCが強気の20年の設備投資計画を発表した。

 TSMCは20年の設備投資額について、150億-160億ドル(中央値で約1兆7000億円)と、過去最高だった19年(149億ドル)をさらに上回る水準を見込む。スマートフォンなど5G(次世代高速通信システム)向けチップの需要が旺盛な中、回路線幅を細くする最先端プロセスでの生産能力増強を加速する見通しだ。

 ファウンドリー向けに強い半導体製造装置のスクリーンや大手の東エレク、アドバンテストなどのほか、日立ハイテクノロジーズ<8036.T>、SUMCO<3436.T>、レーザーテック<6920.T>などが買い優勢となっている。

提供:モーニングスター社

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