津田駒が急落、営業利益が計画未達

株式

2020/1/20 17:15

 津田駒工業<6217.T>が急落。17日引け後の決算発表で、19年11月期の連結売上高は計画を超過したが、営業利益が未達となったことが嫌気された様子。株価は前週末比70円安の1157円まで値を下げている。

 19年11月期は、売上高376億9800万円(前期比10.7%減)、営業損益2億2800万円の赤字(前期は9億3400万円の黒字)。同社は19年12月25日に、繊維機械事業における19年9月に発効した米国の対中追加関税第4弾の影響、インド市場における銀行の融資状況の停滞などを主因に業績予想を下方修正していたが、営業利益はその数値を800万円下回った。

 続く20年11月期については、前期の受注が低水準で推移したことを理由に上期(19年12月-20年5月)の予想営業損益を7億5000万円の赤字(前年同期は6億4000万円の黒字)としたが、通期には1億円の黒字(前期は2億2800万円の赤字)を見込んでいる。

 20日の終値は、前日比26円安の1201円。

提供:モーニングスター社

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