今晩のNY株の読み筋=新型肺炎への警戒感が残る中、企業決算に注目

株式

2020/1/23 17:48

 きょうの米国株式市場は、もみ合う展開か。

 足元は中国発の新型肺炎による経済への悪影響に対する警戒感から米中日を中心に株安が進んだ。22日緊急に開かれたWHO(世界保健機関)の会合では、新型肺炎が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」にあたるか否か結論が出ず、23日会合に持ち越しとなり、引き続き警戒感が残る状況となっている。

 買い向かいにくい地合いである一方、きょうはコムキャスト、プロクター&ギャンブルといった企業の決算発表がある。株価はいずれも市場コンセンサスに対しやや割安。好決算や明るい業績見通しが出れば、買いで反応しそうだ。

<主な米経済指標・イベント>

12月CB景気先行総合指数、10年物価連動国債入札

コムキャスト、プロクター&ギャンブル、キンバリー・クラーク、ユニオン・パシフィックなどが決算発表予定

(日付は現地時間)

◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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