日鉄物産が下げ転換、20年3月期業績予想の下方修正と期末配当予想の減額を嫌気

株式

2020/2/4 16:31

 日鉄物産<9810.T>が下げ転換し、100円安の4780円を付けている。4日午前11時40分、20年3月期の連結業績予想の下方修正と、期末配当予想の減額を発表、嫌気された。

 20年3月期業績予想で、売上高を2兆6000億円から2兆5000億円(前期比2.0%減)に、営業利益を370億円から345億円(同4.6%減)に引き下げ、一転して減益となる見込み。20年3月期第3四半期(19年4-12月)までの業績動向と、足元での鉄鋼事業の環境悪化を織り込んだ。

 20年3月期第3四半期(19年4-12月)決算は、売上高が1兆8817億4600万円(前年同期比1.1%減)、営業利益が259億600万円(同4.1%減)だった。

 期末配当予想は、従来予想の115円から105円(前期実績110円)に減額し、中間期配当115円(同110円)と合わせた年間配当は220円(同220円)となる見込み。

 4日の終値は、前日比95円安の4785円。

提供:モーニングスター社

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