7日の東京株式市場見通し=上値が重い展開か
予想レンジ:2万3800円-2万4000円(6日終値2万3873円59銭)
7日の東京株式は、上値が重い展開か。きのう強地合いや、現地6日の米国株式市場で、NYダウが3週間ぶり、ナスダック総合指数が3日連続で史上最高値を更新したこともあり堅調なスタートが期待される。ただ、きのうの日経平均株価は一時670円を超える上昇をみせ、心理的なフシ目の2万4000円に迫る場面もみられたが、取引終了にかけ上げ幅を縮小。戻り待ちの売り圧力の強さが意識されたとみられるほか、週末要因も重なり、停滞商状を強いられる場面もありそうだ。為替相場は、ドル・円が1ドル=110円前後(6日終値は109円90-91銭)、ユーロ・円が1ユーロ=120円台の後半(同120円92-96銭)と小動き。
6日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、パナソニック<6752.T>、キーエンス<6861.T>、デンソー<6902.T>などが、6日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所終値比5円安の2万3945円だった。(高橋克己)
7日の主な経済指標・スケジュール
【国内】
・ 8:30 12月毎月勤労統計調査、12月家計調査
・14:00 12月景気動向指数
・IPO(新規上場)=コーユーレンティア<7081.T>(ジャスダック)、ジモティー<7082.T>(マザーズ)
・決算発表=大成建設<1801.T>、旭化成<3407.T>、日本製鉄<5401.T>、住友鉱<5713.T>、ダイフク<6383.T>、いすゞ<7202.T>、ホンダ<7267.T>、スズキ<7269.T>、リコー<7752.T>、住友商<8053.T>、三井不<8801.T>、小田急<9007.T>、ソフトバンク<9434.T>
【海外】(時間は日本時間)
・21:00 ブラジル1月消費者物価
・22:30 米1月雇用統計
・中国1月貿易収支
・決算発表=(欧州)ユミコア
◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
提供:モーニングスター社
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