インタワクスが続伸、モーニングスターが投資判断「ニュートラル」継続

株式

2020/2/20 9:17

 ワーカー特化の求人メディア「工場WORKS」を運営するインターワークス<6032.T>が続伸。モーニングスターが20日付リポートで投資判断「ニュートラル」を継続し、想定株価レンジ600-800円を据え置いた。

 製造業の先行き不透明感から「工場WORKS」の受注がさえず業績が落ち込むが、四半期ごとの業績推移には緩やかながら底打ち感が出ているという。名古屋オフィス開設による東海地区の体制強化や、エリア密着・地方開拓を重視した体制作り、システムプラットフォームの増強などを通して、本格的な需要回復に備えるとした。

 20年3月期の連結営業利益計画は1億1000万円(前期比79.1%減)。モーニングスターは、新型肺炎の感染拡大が製造業の景況感に及ぼす影響を注視する必要があるとした一方、米中貿易問題への過度な警戒感が和らぐ中、株式市場では21年3月期以降の業績改善を織り込む動きが出てくる可能性もあると指摘。決算期末が近づけば、高い予想配当利回り(19日終値基準で5.6%)も注目されそうだとした。

 午前9時14分時点の株価は前日比4円高の542円。

提供:モーニングスター社

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