Jフロントが一時急落し昨年来安値、20年2月期の連結業績予想を下方修正

株式

2020/3/17 10:29

 J.フロント リテイリング(Jフロント)<3086.T>が8日続落。一時47円安の811円を付け、13日の昨年来安値835円を割り込んだ。16日引け後、20年2月期の連結業績予想を下方修正し、嫌気された。

 20年2月期業績予想で、売上収益を4920億円から4806億円(前期比4.5%増)に、営業利益を470億円から403億円(同1.4%減)に引き下げ、一転して減益となる見込み。消費増税後の消費低迷や暖冬による衣料品等の苦戦、さらに年度終盤に生じた新型コロナウイルス感染症拡大の影響などで、訪日外国人消費、国内消費ともに大きく落ち込んだことが影響。利益面では、売上収益の減少による利益減に加え、百貨店事業での選択定年拡大措置による割増退職金などの追加費用、一部の事業・店舗の減損損失などを織り込んだ。

 午前10時25分時点の株価は、前日比変わらずの857円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ