パーソルHDが6日ぶり反落、SMBC日興証は「2」・目標株価1400円に引き下げ

株式

2020/3/30 16:45

 パーソルホールディングス<2181.T>が6日ぶりに反落。SMBC日興証券では27日付で、投資判断を「1」(アウトパフォーム)から「2」(中立)に、目標株価を2800円から1400円に、それぞれ引き下げている。

 21年3月期は厳しい展開を予想、景気悪化懸念や新型ウイルス影響で国内外の成長が鈍化、期待されたリクルーティングの回復も緩慢になるとみることから減益を見込んでいる。増益転換は早くても21年3月期第3四半期(20年10-12月)以降とみており、評価回復には少なくとも半年程度はかかると予想している。加えて、「自社株買いなどの株価サポートも期待しづらい」とし、ここ数年、国内人材サービス大手の位置付けにいながら、「an」や海外展開のつまづきによって株式市場からの信頼・評価は低下、マネジメントの奮起に期待したいとしている。

 同証券では利益予想を下方修正、連結営業利益について、20年3月期380億円(前期比13.8%減、従来412億円、会社側計画は407億円)、21年3月期370億円(従来465億円)と試算している。

 30日の終値は、基準値比33円安の1100円。

提供:モーニングスター社

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