トランスGが急騰、「炎症可視化マウス作製とその応用」が欧州で特許査定を取得
2020/4/9 12:39
トランスジェニック<2342.T>が急騰。 同社は、国立大学法人熊本大学および国立大学法人群馬大学と、「炎症可視化マウス作製とその応用」に関して14年7月31日に共同で国際特許出願していたが、今般、欧州特許庁から特許査定を受けたと8日引け後に発表。好感買いに株価は前日比27円高の305円まで値を上げている。
これは、自己免疫疾患、がん、動脈硬化、肥満、アルツハイマー病、老化などの様々な疾患に関連することが明らかになってきている炎症マーカーとして注目されるIL-1βの産生を可視化し、生体レベルでの炎症反応を捉えることを可能にする炎症可視化マウス。炎症反応を起因とする様々な疾患の病態機序の解明や治療法の開発研究に貢献することが期待されており、既に日本における特許は成立している。
午後零時36分現在の株価は15円高の293円。
提供:モーニングスター社
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