富士電機、大容量の太陽光発電用パワーコンディショナを発売

株式

2020/4/14 17:09

 富士電機<6504.T>は14日、大容量の太陽光発電用パワーコンディショナ(PCS)を発売したと発表した。

 PCSは、太陽光パネルで発電された直流の電力を、搭載されるパワー半導体で交流に変換する製品。ただ、電力変換時に電圧が跳ね上がり、許容値(最大入力電圧)を超えた場合、パワー半導体の故障につながる。従来品はこの跳ね上がりを考慮し出力できる電圧を最大入力電圧の85%としていたが、同製品は電力変換回路を見直し電圧の跳ね上がりを抑えることで90%まで高めた。これにより過積載できる太陽光パネルの容量が増加。過積載率を従来の150%から200%にした場合、発電量を最大で2割向上させることができるという。

 14日の終値は、前日比98円高の2527円。

提供:モーニングスター社

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