<コロナ下の成長ステージ入りで注目の銘柄>

株式

2020/4/15 17:14

 新型コロナウイルスが猛威をふるう中で、テレワークや遠隔操作といった関連株への買いが勢いを増している。そこで、これまで物色の圏外にあったJMACS<5817.T>を取り上げたい。

 同社は電線事業が主力だが、近年は遠隔技術への投資を加速している。スマートグラスに搭載可能な「遠隔業務支援システム」や、空中にディスプレーが浮かび上がる「非接触サイネージシステム」といった新製品の開発し、市場投入を急ピッチで進めているのだ。今年に入ってからは、大手企業からの引き合いが増えているという。

 14日に発表された前2月期決算では、連結経常利益が8200万円(前々期は1億100万円の赤字)と黒字転換し、今期の経常利益見通しを1億5100万円(前期比84.1%増)としている。

 5Gの商用サービスが拡大していく環境下で、新型コロナウイルスのまん延が追い風になっているのは間違いない。成長ステージは始まったばかりだ。

提供:モーニングスター社

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