住友商、ブラジル沖Marlim鉱区向けFPSOの保有・傭船事業に出資

株式

2020/4/30 16:37

 住友商事<8053.T>は30日、マレーシアの海洋サービス事業者Yinson Holdings(インソン社)と、ブラジル沖Marlim(マーリム)鉱区向け浮体式石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)の保有・傭船事業への出資参画で契約を締結したと発表した。

 今回出資するFPSOは、ブラジル沖約150キロメートルのカンポス盆地に位置するMarlim鉱区において、ブラジルのペトロブラス社が行う油ガス田の再開発事業に利用される予定。同社とインソン社が共同出資するFPSO保有・傭船会社および操業保守会社が、ペトロブラス社との間で傭船契約および操業・保守契約を締結し、23年初頭の石油・ガス生産開始を目指すとともに、設備の完工後25年間にわたり運営に携わる見込み。

 30日の終値は、前日比12.5円高の1228.5円。

提供:モーニングスター社

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