塩野義薬が連騰、21年秋にも新型コロナワクチンの市場投入目指すと報じられる

株式

2020/5/8 16:11

 塩野義製薬<4507.T>が連騰し、174円高の5960円を付けた。21年秋にも新型コロナウイルスのワクチンの市場投入を目指す、と8日付の日本経済新聞が報じ、材料視された。

 同紙によると、国立感染症研究所(東京都新宿区)と共同で進める研究開発と並行し、1000万人規模のワクチン生産体制の構築に向けて100億-200億円を投じる検討に入った。通常は臨床試験(治験)の結果を受けて生産体制を整えるが、早期のワクチン提供のため異例の措置をとる。同社の手代木功社長が取材で明らかにしたという。

 8日の終値は、前日比133円高の5960円。

提供:モーニングスター社

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