18日の債券市場見通し=売られにくい展開か

債券

2020/5/18 8:26

予想レンジ:債券先物中心限月(20年6月限)152.25円-152.45円、長期国債利回りマイナス0.015%-0.000%

 18日の債券市場は売られにくい展開か。

 前週末の米国債は下落した。米4月小売売上高など米経済指標の悪化で買いが先行したが、消費者景況感ほ改善や米株市場の上昇を受けて売りに転じた。

 国内市場では、財務省が実施する5年国債入札をこなしながら、中・長期国債は底堅く推移しそうだ。1-3月期GDP(国内総生産)は、「新型コロナ感染懸念による外出自粛や世界経済悪化を背景に内外需ともに低迷し、2期連続のマイナス成長となる見通し」(銀行系証券)

との見方。

 日米金利差拡大観測に伴う円売り・ドルが進めば、日経平均株価の上昇につながるほか、国債増発への警戒を背景にした超長期国債の上値の重い状態が続きそうだ。

提供:モーニングスター社

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