SUBARUが堅調、三菱UFJモルガン証は「ニュートラル」継続、目標株価は2400円に引き下げ

株式

2020/5/18 16:11

 SUBARU<7270.T>が堅調。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では15日付で、レーティング「ニュートラル」(中立)を継続、目標株価は2900円から2400円に引き下げている。

 同証券では、決算発表を前に業績予想と目標株価を下方修正、新型コロナウイルスの影響に伴う販売台数の減少、Boeing不振に伴う航空宇宙事業の低迷、為替前提変更などを考慮し、連結営業利益について、20年3月期2050億円(前期比4.8%増、従来2900億円、会社側計画は2200億円)、21年3月期250億円(従来2900億円)、22年3月期1050億円(同3100億円)、23年3月期1550億円、24年3月期1890億円と試算。

 1ドル=105円を前提に、当面の業績はIFRSコンセンサスを大幅に下回ると予想、株価は過去6カ月で約29%下落し、TOPIX(東証株価指数)を約18%アンダーパフォームしていることなどを踏まえ、「ニュートラル」を継続するとしている。収益源である米国での新車総販売を2020年1380万台、2021年1520万台、2022年1550万台と予想、2019年の1705万台を超えるタイミングは2025年以降と考えるとしている。

 18日終値は、前週末比36円高の2157.5円。

提供:モーニングスター社

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