今晩のNY株の読み筋=FOMC議事要旨に注目も、新型コロナ関連報道には揺さぶられやすい

株式

2020/5/20 17:12

 20日の米国株式市場では、4月開催分のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨が注目となるが、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が前日の議会証言で「すべての手段を動員する」などと述べており、議事要旨を新規の材料にした売買は限定的となりそう。足元では新型コロナウイルス関連の情報に揺さぶられやすく、特にきょうは手掛かり材料が乏しい分、関連報道には注意したい。

 発言機会があるボスティック米アトランタ連銀総裁やブラード米セントルイス連銀総裁は20年のFOMC(米連邦公開市場委員会)の投票権を持っていないが、両連銀が管轄する一部の州では外出禁止令や自宅待機命令が解除されており、前向きな発言でも聞かれれば相場にはプラスだろう。

<主な米経済指標・イベント>

4月開催分のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨、ボスティック米アトランタ連銀総裁が講演、ブラード米セントルイス連銀総裁が討議に参加

(日付は現地時間)

◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ