ハウス食Gが続伸、野村証は「Buy」継続、目標株価は4100円に引き上げ

株式

2020/5/26 16:05

 ハウス食品グループ本社<2810.T>が続伸。野村証券では25日付で、投資判断「Buy」(買い)を継続、目標株価は3800円から4100円に引き上げている。

 同証券では、業績予想を微修正に留めるも、加工食品メーカー平均PERの上昇を受けて、目標株価を4100円に引き上げるとしている。新型肺炎の影響は、従来予想の範囲内であり、外食産業への影響が最も大きいものの、壱番屋<7630.T>はカジュアルなカレーレストランであることから、他の外食フォーマットに比べて回復は早いと見ると指摘。海外事業は、新型肺炎の影響を受ける業務用売上の構成比は小さく、需要は確りしており、今後は値上げなど収益性改善の施策が打たれる可能性が高く、業績ドライバーとして期待するとしている。

 同証券では連結営業利益について、21年3月期158億円(前期比16.9%減、従来160億円、会社側計画は155億円)、22年3月期227億円(従来230億円)、23年3月期249億円と試算している。市場拡大、収益性改善の施策により、海外事業は22年3月期に前期比20億円強の増益と、全社EBITDAの牽引役になると予想している。

 26日の終値は、前日比75円高の3585円。

提供:モーニングスター社

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