今晩のNY株の読み筋=経済活動再開の動きや新型コロナワクチンへの期待続くか

株式

2020/5/26 17:23

 26日の米国株式市場は、堅調推移とみる。25-26日と日経平均株価など各国の株価指数が堅調に推移しており、連休明けの米国株も上昇が期待される。香港や新型コロナウイルスをめぐる米中対立の激化懸念は根強いが、米国ではバイオ医薬会社が新型コロナウイルスワクチンの臨床試験を開始したと報じられていることが支援材料となりそうだ。

 経済指標では、米3月S&Pケース・シラー住宅価格指数や、米4月新築住宅販売件数など住宅関連指標があるが、各国で経済活動再開の動きが広がっていることも株価を支えており、市場予想と大きくカイ離していなければ反応は限定的となりそうだ。

 このほかでは、今年のFOMC(米連邦公開市場委員会)の投票権を持つカシュカリ米ミネアポリス連銀総裁に発言機会がある。6月9-10日にFOMCを控え、週末からブラックアウト期間に入るため、注目しておきたい。

<主な米経済指標・イベント>

米3月S&Pケース・シラー住宅価格指数、米4月新築住宅販売件数、米5月消費者信頼感指数、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が発言

(日付は現地時間)

◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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