セクター情報・機械=ディスコ:株価煮詰まる、21年3月期第1四半期の連結営業利益は増益予想

株式

2020/5/27 14:10

 ディスコ<6146.T>の株価が煮詰まっている。半導体切断装置で世界シェアトップの同社は、技術開発力に高い評価を得て、業績を拡大させている。

 21年3月期の連結業績予想は第1四半期(4-6月)まで開示しており、営業利益は前年同期比6.7%増の76億円を見込んでいる。大手証券では「テレワーク(在宅勤務)の普及で、需要が高まる半導体関連株」と指摘。「足元では、新型コロナウイルス問題での影は薄く、出荷が堅調に推移している」と分析している。

 今期の業績予想を「未定」とする企業が多いなかで、第1四半期だけとはいえ、開示に取り組む姿勢は、機関投資家などからの支持を得やすく、株高支援につながりそうだ。

 午後2時6分時点の株価は前日比100円安の2万5100円。(田部正博)

提供:モーニングスター社

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