ワタミが続落、20年3月期の下ブレ着地を嫌気

株式

2020/5/28 16:04

 ワタミ<7522.T>が続落し、78円安の1046円を付けた。27日引け後に20年3月期の連結決算を発表、下ブレ着地となり、嫌気された。

 20年3月期決算は、売上高が909億2800万円(前期比3.9%減)、営業利益が9200万円(同91.3%減)となった。前回発表予想(それぞれ963億円、11億円)から大きく後退した。新型コロナウイルスの影響により、3月単月の既存店売上高が4割減となり、宅食事業では調理済み商品の届け数が前年水準に届かなかった。また、海外外食事業においても、上海・深センエリアの改善が道半ばとなったことなどにより、計画を下回る結果となった。

 21年3月期の業績予想については、新型コロナウイルス感染症拡大による影響を現段階において合理的に算定することが困難なことから未定とした。

 28日の終値は、前日比77円安の1047円。

提供:モーニングスター社

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