サムコが急落、通期の営業利益予想を増額するも材料出尽くし感

株式

2020/6/12 13:01

 サムコ<6387.T>が急落。11日引け後の決算発表で、20年7月期の単体営業利益予想を増額したが、いったん材料出尽くしの動き。株価は前日比222円安の1906円まで値を下げている。

 20年7月期について、予想売上高は従来の62億円から59億円(前期比19.5%増)に減額したが、営業利益を7億5000万円から8億6000万円(同2.6倍)に引き上げている。売上高は若干の未達だが、引き続き工場の安定稼働による生産性向上や経費の増加抑制努力、各種経費が想定より低めに推移していることなどが利益の押し上げに働く見通し。20年7月期第3四半期累計(19年8月-20年4月)は、売上高42億3300万円(前年同期比10.9%増)、営業利益6億3500万円(同2.1倍)だった。

 午後零時57分現在の株価は122円高の2006円。

提供:モーニングスター社

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