丸紅、三井E&S造船や横須賀市と無人運航船の実証実験

株式

2020/6/16 7:33

 丸紅<8002.T>は前週末12日、トライアングル(神奈川県横須賀市)、三井E&Sホールディングス(三井E&SH)<7003.T>グループの三井E&S造船、および横須賀市が組成するコンソーシアムが、日本財団の「無人運航船の実証実験にかかる技術開発共同プログラム」に応募し採択されたと発表した。

 今回の採択により、日本財団の助成金による支援を受け、横須賀市で自律操船技術の確立を目的とした無人運航船の実証実験を行う。横須賀市の三笠桟橋と猿島間で、トライアングルが運航する既存小型旅客船に三井E&S造船が開発中の自律操船技術を適用して、離着桟を含めた航行の全ての操船を自動化することを目指す。21年末までに実験に用いる船舶の改造や自律操船技術の検証や調整などを行い、22年3月末までに自律操船による航行の実証実験を実施する計画という。

 15日の終値は、丸紅が前週末比15.7円安の500.6円、三井E&SHは同56円安の509円。

提供:モーニングスター社

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