神島化工が急落、通期業績は計画未達

株式

2020/6/18 14:08

 神島化学工業<4026.T>が急落。17日引け後の決算発表で、20年4月期の単体業績が計画未達だったことが嫌気された様子。株価は前日比78円安の756円まで値を下げている。

 20年4月期は、売上高211億9800万円(前期比4.5%減)、営業利益9億2700万円(同2.2%減)。「化成品事業」は営業利益10億5600万円(同12.1%増)と順調に推移したが、「建材事業」が採算性重視の施策による一部製品の販売減や修繕費の増加などにより、営業利益3億6900万円(同30.0%減)と伸び悩む展開。単体業績は減収・減益で、営業利益は従来予想を1億3300万円下回った。ただ、第4四半期(20年2-4月)に限ると、「化成品」の貢献で営業利益は2億2900万円(前年同期比3.6%増)と、増益に転じている。

 午後2時5分現在の株価は61円安の773円。

提供:モーニングスター社

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