日経平均は37円高、構成銘柄ではGSユアサ、デンソー、DeNAなどが値上がり率上位

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株式

2020/6/23 11:07

 23日午前11時時点の日経平均株価は前日比37円21銭高の2万2474円48銭。朝方は、買いが先行した。現地22日の米国株式市場で、NYダウが4日ぶりに反発し、ナスダック総合指数が7日続伸して最高値を更新した流れを受け、一時2万2675円15銭(前日比237円88銭高)まで上昇した。その後は次第に上値が重くなり、株価指数先物にまとまった売り物が出て下げ転換。時間外取引での米株価指数先物の下げ幅拡大が重しとなり、一時2万2257円14銭(同180円13銭安)まで下落した。ナバロ米大統領補佐官が「中国との通商協議は終わった」と発言したと報じられ、米中関係の悪化が警戒されたほか、国営サウジ通信の報道して「サウジアラビアは弾道ミサイル3基、ドローン8機を迎撃した」とのヘッドラインが流れ、中東地政学リスクへの懸念も指摘された。一巡後は持ち直し、再びプラス圏入りしている。

 日経平均構成銘柄では、GSユアサ<6674.T>、デンソー<6902.T>、DeNA<2432.T>などが値上がり率上位。半面、日製鋼<5631.T>、協和キリン<4151.T>、7&iHD<3382.T>などが値下がり率上位。

提供:モーニングスター社

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