スギHDが一時急伸し年初来高値を更新、上期および通期の業績予想を材料視

株式

2020/6/24 12:39

 スギホールディングス<7649.T>が一時急伸。23日引け後の決算発表で、新たに開示された21年2月期上期(20年3-8月)および通期の業績予想が材料視された様子。株価は前日比280円高の7330円まで値を上げ、17日の年初来高値7220円を更新する場面があった。

 同社の21年2月期第1四半期(3-5月)の連結業績は、売上高1499億8500万円(前年同期比16.3%増)、営業利益89億6000万円(同20.8%増)。新型コロナウィルス感染症の拡大に伴って、インバウンド需要の急激な落ち込みや医療機関への受診者数減少に伴う処方箋調剤の患者来店数の減少などは生じたが、医療衛生用品等を中心とした需要の高まりにより、業績は好調に推移した。これを踏まえ会社側は、これまで未定としていた連結業績予想について、上期(3-8月)は売上高3010億円(前年同期比14.1%増)、営業利益165億円(同11.7%増)、通期は売上高6000億円(前期比10.7%増)、営業利益300億円(同0.8%増)としている。

 午後零時36分現在の株価は20円安の7030円。

提供:モーニングスター社

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