<米国株情報>アマゾンとソフバンG、ロシアのイーコマース最大手オゾン買収に関心か

株式

2020/6/29 10:38

 オンライン小売大手アマゾン・ドットコム<AMZN>やソフトバンクグループ<9984.T>はそれぞれ、ロシアのイーコマース(電子商取引)最大手オゾンの買収を目指し、同社の親会社であるロシア最大の持ち株会社システマ・グループと協議を行ったもようだ。米経済専門テレビ局フォックス・ビジネス(電子版)などが27日、伝えた。

 システマの会長で大株主でもあるウラジミール・イェフトゥシェンコフ氏が年次株主総会後、記者団に明らかにしたもの。同氏は半年ほど前に、アマゾンのジェフ・ベゾスCEO(最高経営責任者)とオゾンのアレクサンダー・シュルギンCEOが会談したと述べた。ただ、現在も買収協議を継続しているかは不明という。現在、システマはオゾンの株式40%超を保有している。

 これとは別に、アマゾンは自動運転車を使ったライドヘイリング(配車サービス)のベンチャー企業であるズークス(Zoox)を買収すると明らかにしている。買収額は10億ドル超とみられる。アマゾンは商品配送に自動運転車を使いたい狙いがあり、19年2月にも北米最大のカーシェアリング(個人間の自動車の共同利用)の運営会社で、自動運転の電気自動車メーカーとして知られるリビアン・オートモーティブに総額7億ドルを出資するファンドへの参加や、自動運転車の開発ベンチャーのオーロラ・イノベーションにも総額5億3000万ドルを出資するファンドへの参加を表明している。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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