ステムリムが一時急伸、弘前大学および塩野義薬と変形性膝関節症を対象とする第2相医師主導治験を実施

株式

2020/6/29 12:03

 ステムリム<4599.T>が3日続伸し、一時33円高の630円を付ける場面があった。29日の取引開始前、弘前大学および塩野義製薬<4507.T>との間で、同社から塩野義薬へ導出済みの再生誘導医薬開発候補品「HMGB1ペプチド(一般名:レダセムチド)」を用いた変形性膝関節症を対象とする第2相医師主導治験の実施に関する契約を締結したと発表、買い人気を集めた。

 今回の治験は、弘前大学で医師主導治験として実施。変形性膝関節症患者に対する「レダセムチド」の有効性及び安全性を評価するため、20年内に開始する。同契約の締結で、同社と塩野義薬は、今回の治験に対する治験薬の提供や、治験届の提出に必要な情報提供、治験に係る各種資料の作成支援などを通じ、治験実施の支援を行うとしている。

 前場は、前週末比9円高の606円ザラ場引け。

提供:モーニングスター社

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