米国株式市場:住宅指標が市場予想平均を上回る、NYダウ・ナスダック反発

株式

2020/6/30 7:46

 29日の米国株式は、反発した。NYダウが前週末比580.25ドル高の2万5595.80ドル、ナスダック総合指数が同116.934ポイント高の9874.153ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が9億6524万株、ナスダック市場が42億6330万株だった。

 米5月の中古住宅販売仮契約指数が前月比44.3%上昇し、市場予想平均の同18.9%上昇を大幅に上回った。好調な住宅指標を受け、景気への警戒感が後退し買いが優勢となった。NYダウ採用銘柄では、FAA(米連邦航空局)が運航停止中の「737MAX」の試験飛行を今週にも開始すると発表したことからボーイング<BA>が急騰したほか、レイセオン・テクノロジーズ(旧ユナイテッド・テクノロジーズ)<RTX>やダウ(旧ダウ・デュポン)<DOW>などが値上がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、29日の大阪取引所終値比285円高の2万2335円だった。

提供:モーニングスター社

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