内田洋行が続急騰、期末一括配当予想を増額

株式

2020/7/6 14:15

 内田洋行<8057.T>が続急騰。3日引け後に、20年7月期の期末一括配当予想について、従来の90円に創業110周年の記念配当30円を加え、合計120円(前期は90円)配当としたことが好感された様子。株価は前週末比500円高の6570円まで値を上げている。

 同社が6月3日引け後に発表した20年7月期第3四半期累計(19年7月21-20年4月20日)連結決算では、新学習指導要領改訂を契機とした小中学校1人1台端末を活用するICT環境整備の大型商談の獲得が進んだ「公共関連」が営業利益を55億2100万円(同2.5倍)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益は82億8000万円(前年同期比2.3倍)へと急増し、これを踏まえ会社側は通期予想を従来の58億円から65億円(前期比70.4%増)に増額するなど、業績の好調な推移が背景にある。

 午後2時13分現在の株価は350円高の6420円。

提供:モーニングスター社

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