板硝子、プリンタ複合機の読み取り部分向けコンタクトイメージセンサーを新発売

株式

2020/7/10 7:31

 日本板硝子<5202.T>は8日、主にプリンタ複合機(マルチファンクションプリンター)の読み取り部分であるコンタクトイメージセンサー(CIS)に使用されるSELFOC Lens Array(SLA)の新製品「SLA 5DG」を開発し、販売を開始したと発表した。

 新製品の「SLA 5DG」は、従来品に比べ焦点深度を約2倍に改善したことにより、従来のSLA(CIS)が得意としていた平面的な検査対象物(印刷、フィルムなど)だけではなく、より厚みや振動のある対象物にも対応し、CISの検査対象拡大が可能になった。同社では、PCB(プリント基板)、医薬品、食品などの製造現場のラインスキャンユニット(CIS)による製品自動光学検査での活用を想定している。

 9日の終値は、前日比10円安の372円。

提供:モーニングスター社

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