13日の東京株式市場見通し=反発後は上値が重そう

国内市況

株式

2020/7/13 8:02

 予想レンジ:2万2400円-2万2600円(10日終値2万2290円81銭)

 13日の東京株式は反発後、上値が重そうだ。前週末10日に下落した反動や、現地10日に欧米株式が上昇した動きなどから、買い先行となろう。ただ、前週末の日経平均先物の7月限SQ(特別清算指数)値は2万2601円81銭で、同清算値の近辺では、戻り待ちの売りも予想され、もみ合う場面も想定される。東京都は12日、同日の新型コロナウイルスの新規感染者数が206人確認されたと発表。4日連続で200人を超えたことも重しとなりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=106円台の後半(前週末10日終値は106円84-85銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=120円台の後半(同120円51-55銭)とやや円安方向にある。

 前週末10日のADR(米国預託証券)は円換算値で、キリンHD<2503.T>、コマツ<6301.T>、ホンダ<7267.T>などが、同10日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、10日の大阪取引所終値比310円高の2万2600円だった。(高橋克己)

 13日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・13:30 5月第三次産業活動指数

・決算発表=コーナン商<7516.T>、クリエイトH<3148.T>

【海外】(時間は日本時間)

・21:00 インド6月消費者物価

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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