イズミが急騰しストップ高、上期および通期の営業利益に増益を予想

株式

2020/7/15 13:23

 イズミ<8273.T>が急騰。14日引け後の決算発表で、21年2月期上期(20年3-8月)および通期の連結営業利益に増益を見込んだことが好感された様子。株価は前日比700円ストップ高の4055円まで値を上げている。

 これまで未定としていた業績予想について、21年2月期上期は営業収益3345億円(前年同期比9.5%減)、営業利益160億円(同13.0%増)、通期は営業収益7019億円(前期比5.7%減)、営業利益332億円(同4.1%増)とした。第1四半期(3-5月)に本格化した国内における新型コロナウイルス感染拡大が収束に向かうにつれ、第2四半期(6-8月)以降、店舗運営等の事業活動は正常化していく一方、雇用・所得環境の悪化などによる経営環境が厳しさを増すとともに、ウイルスとの共存を前提とした「新しい生活様式」へのシフト等による消費者行動も変化していくことから店舗運営への制約を受けることを想定。感染拡大の影響が第2四半期まで継続すると仮定した。

 21年2月期第1四半期(3-5月)は、営業収益1490億5500万円(前年同期比19.0%減)、営業利益63億500万円(同4.4%減)だった。

 午後1時18分現在は、ストップ高買い気配で差し引き1万2000株の買い越し。

提供:モーニングスター社

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