BASEが続落、大和証は「2」・目標株価7000円でカバー開始

株式

2020/7/17 16:12

 BASE<4477.T>が続落。大和証券では16日付で、投資判断「2」(アウトパフォーム)、目標株価7000円でカバーを開始している。

 EC市場の変化で先行する米国企業との比較ではさらにアップサイドが期待されるとコメント。評価ポイントとして、(1)EC市場は巨大なショッピングモールから特徴のあるショップの開設にニーズがシフトしている。特にCOVID-19を契機に新しい世代のECショップが活況、不可逆的な変化が加速している(2)拡大する小規模・個人事業者向けサービスでの取りこぼしをなくすことにリソースを集中。今後のニューノーマルとなるEC市場シフトを的確に取り込むことになろう(3)ショップの初期導入費用や月額運営費用は無料だが、決済ベースでのレベニューシェアによる安定したテイクレートを誇るSaaS(Software as a Service)モデル――の3点を挙げている。

 また、流通総額は古いショップが成長しつつ、新しいショップが積み上がっていくショップビンテージのミルフィーユ構造で高い成長率が期待されるともしている。

 同証券では、連結営業利益について、20年12月期5億5000万円(前期は4億4100万円の赤字、会社側計画は3億9100万円の赤字)、21年12月期11億円、22年12月期19億6000万円、23年12月期32億9000万円と試算している。

 17日の終値は、前日比450円高の5720円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ