<特集>いま注目の割安株(3)=リコー、ニューノーマルに対応したソリューション展開に期待

株式

2020/7/17 17:41

 リコー<7752.T>をマークしたい。同社のPBRは0.6倍台で、解散価値とされている1倍を割り込む状況が続いている。PERは16倍程度で同社が所属する電気機器の平均23.3倍よりも低く、修正高が期待される。株価は、6月29日に直近安値となる747円を付けた後、下値を切り上げる格好でジリ高基調が続いている。

 事業面では、新型コロナウイルス感染症の拡大が警戒され、在宅勤務を継続する企業が多いなか、ニューノーマル(新常態)に対応した新しい働き方を支援するソリューション「RICOH Digital Processing Service」を展開。中小企業向けには、自宅から会社のデータに安全にアクセスし、印刷も行える環境を簡単・手軽に構築できる月額定額制パッケージ商品を提供するなど、オフィスやホーム、現場など「はたらく場所」を問わず、自動化・省力化により、ワークプレイスのIT化を進め、働く現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援することを展開する。

提供:モーニングスター社

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