<米国株情報>映画館大手AMC、米国内の営業再開時期を延期

株式

2020/7/28 10:30

 映画館チェーン最大手AMCエンターテインメント<AMC>は23日、米国内のチェーン映画館の営業再開を当初予定の7月から8月下旬に延期したことを明らかにした。

 同社は新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて3月中旬から映画館を休業しているが、映画配給大手ワーナー・ブラザーズの大作「TENET テネット」の公開にあわせて再開する予定だった。ただ、ワーナーが公開の延期を表明。AMCはウォルト・ディズニー<DIS>の大作「ムーラン」の封切りにあわせたスケジュールに変更したが、ディズニーも「ムーラン」の公開を延期しており、AMCは営業再開時期をさらに延期する可能性がある。

 AMCは3月からの映画館の休業により、20年12月期第1四半期(1-3月)の最終赤字が21億7630万ドル(前年は1億3020万ドルの赤字)に拡大した。第2四半期(4-6月)は欧州や中東で一部の映画館を再開しているものの、第1四半期を上回る大幅減収となることが予想されている。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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