アンリツが急騰、第1四半期業績の好進ちょくを評価

株式

2020/7/31 12:49

 アンリツ<6754.T>が急騰。30日引け後の決算発表で、21年3月期第1四半期(20年4-6月)の連結業績(IFRS)が好進ちょくを示したことが評価された様子。株価は前日比215円高の2610円まで値を上げている。

 21年3月期第1四半期は、売上収益256億9300万円(前年同期比10.6%増)、営業利益51億2100万円(同90.0%増)。「PQA(プロダクツ・クオリティ・アシュアランス)」が営業損益を1億3800万円の黒字(前年同期は1億5800万円)に浮上させた一方、主力の「計測」が営業利益を49億4600万円(前年同期比79.1%増)に伸ばして全体をけん引した。同事業では5G(第5世代移動通信システム)チップセットおよび携帯端末の開発需要が順調に推移。特にアジア地域において5G商用化に向けた開発需要が拡大し、データセンター等でのネットワーク高速化に向けた開発・生産関連需要も獲得した。連結営業利益の通期予想175億円(前期比0.5%増)に対する進ちょく率は29.3%となっている。

 午後零時42分現在の株価は109円高の2504円。

提供:モーニングスター社

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