MDNTが急騰、国立がん研究センターと自家樹状細胞ワクチンの共同研究で契約締結

株式

2020/8/4 10:36

 メディネット(MDNT)<2370.T>が急騰し、一時24円高の119円を付けている。3日引け後、国立がん研究センターと、新型コロナウイルス感染症の予防を目的としたSARS-CoV-2抗原パルス自家樹状細胞ワクチン(自家樹状細胞ワクチン)の開発に向け、共同研究契約を締結したと発表、材料視された。

 開発を目指す自家樹状細胞ワクチンは、樹状細胞にSARS-CoV-2抗原をパルスし細胞性免疫により細胞傷害性リンパ球(CTL)を誘導、体内でウイルスに感染した細胞そのものを殺傷し、除去することを期待するという。さらに、一部のCTLはメモリーT細胞となって、新型コロナウイルスに対する細胞傷害活性を持ったまま宿主内に記憶されるため、長期的な予防効果が見込まれるとしている。

 午前10時33分時点の株価は、前日比23円高の118円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ