キャンバスがストップ高カイ気配、差し引き29万株超の買い物

株式

2020/8/5 12:04

 キャンバス<4575.T>が、前日比100円ストップ高の742円カイ気配となり、差し引き29万株超の買い物で前場の取引を終えた。4日引け後、同社の共同研究先である静岡県立大学創薬探索センターと構成するコンソーシアムによるCOVID-19の新規治療薬の開発に関し、静岡県産業振興財団の助成を受けることが決定したと発表、材料視された。

 今回の助成金額は600万円。共同事業では、静岡県立大学で新規化合物のデザインと合成ならびに試験管内での評価を、キャンバスではサイトカインストームマウスモデルなどでの薬効評価と非臨床での有用性の獲得ならびに特許の出願・管理を、それぞれ担当するという。まず初年度(21年3月まで)に、これまでに得られているIDO/TDO二重阻害剤に関する知見を生かし、ツール化合物として適した化合物を選定しラボスケールでの原末製造とマウスモデルでの評価を実施するとしている。

提供:モーニングスター社

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