米国株式市場:追加の経済対策を巡り不透明感、NYダウが8日ぶり反落、ナスダックは3日続落
2020/8/12 7:46
11日の米国株式は、NYダウが前日比104.53ドル安の2万7686.91ドルと8日ぶりに反落、ナスダック総合指数が同185.534ポイント安の1万782.823ポイントと3日続落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が9億5603万株、ナスダック市場が42億7986万株だった。
ロシアのプーチン大統領は11日、同国の国立研究所が新型コロナウイルスのワクチンを開発し、承認されたと発表。同ウイルスが世界的にまん延するなか、欧米企業によるワクチン開発への期待感が高まり、NYダウは一時360ドルを超える上昇をみせる場面もあった。ただ、追加の経済対策を巡り、米政府と民主党との協議が進展していないと報じられ、一転して利益確定売りに押された。NYダウ採用銘柄では、アップル<AAPL>やウォルグリーン・ブーツ・アライアンス<WBA>、マイクロソフト<MSFT>などが、値下がり率の上位に入っている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、11日の大阪取引所終値比40円安の2万2680円だった。
提供:モーニングスター社
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