<米国株情報>テスラ、バンカメ・メリルとモルガンが投資判断を引き上げ

株式

2020/8/18 10:18

 証券大手のバンクオブアメリカ・メリルリンチとモルガン・スタンレー<MS>が14日、電気自動車大手テスラ<TSLA>の投資判断と目標株価をそれぞれ引き上げた。

 バンカメ・メリルは投資判断を「ホールド」から「買い」、向こう12カ月間の目標株価引を800ドルから1750ドルに引き上げ。モルガンは投資判断を「売り」から「ホールド」に、目標株価を1360ドルとした。どちらもテスラの投資判断を行っているアナリスト35人の目標株価の平均1232ドルより高いが、テスラの株価は17日終値の時点で1835.64ドル(前週末比11.20%高)と、これらを上回っている。

 モルガンは6月、米中緊張激化や直近の自動車需要への懸念などを理由に、テスラの投資判断を「中立」から「売り」に引き下げていた。今回の引き上げについて、約160万キロ以上の長寿命を持つ優れたスーパーバッテリーのサプライヤー(自動車部品・資材供給業者)としての価値が高まると判断した。テスラは9月22日に新型バッテリーを発表する予定だ。

 なお、テスラは31日を効力発生日として、普通株式1株を5株に分割する株式分割を予定している。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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