エスクロAJが続急落、上期の営業利益を上方修正するも材料出尽くし感

株式

2020/8/21 14:21

 エスクロー・エージェント・ジャパン<6093.T>が続急落。20日引け後に、20年12月上期(20年3-8月)の連結営業利益予想を上方修正したが、いったん材料出尽くしの動き。株価は前日比11円安の301円まで値を下げている。

 21年2月期上期について、予想売上高は従来の15億9800万円から15億6600万円(前年同期比1.0%減)に減額したが、営業利益を1億9200万円から2億6600万円(同35.7%増)に引き上げ、一転して大幅増益を見込んでいる。新型コロナウイルス感染拡大の影響で新設住宅着工戸数が減少し、営業活動も訪問面談の自粛等の制約を受けた一方、リモートワークの進展で在宅時間が増えたことにより、住宅ローンの借り換えやWebによる非対面手続きが増加傾向を示し、売上高はおおむね想定線を達成。利益面は、住宅ローン実行にかかる同社サービスの利用件数が堅調に推移したことに加え、業務効率化の推進や経費削減が押し上げに働いた。

 午後2時19分現在の株価は7円安の305円。

提供:モーニングスター社

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