センコーGHが年初来高値、三菱UFJモルガン証は「オーバーウエート」・目標株価1200円に引き上げ

株式

2020/8/24 16:34

 センコーグループホールディングス<9069.T>が続伸、19円高の927円まで買われ、1月9日につけた年初来高値926円を更新した。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では21日付で、レーティングを「ニュートラル」(中立)から「オーバーウエート」(強気)に、目標株価を950円から1200円に、それぞれ引き上げている。

 21年3月期―23年3月期連結営業利益を平均で12%増額修正し、あわせて目標株価を1200円に引き上げるとしている。従来予想では新型ウイルスのマイナス影響を保守的に織り込んでいたものの、住宅やケミカル系顧客の売上不振を流通系顧客の増収で十分にカバーしており、足元業績は予想以上に好調と判断しているという。新型ウイルスのマイナス影響を除いた4-6月期連結営業利益は約63億円(前年同期比26.7%増)と試算でき、実際の業績モメンタムは好転していると考えると指摘している。

 同証券では、連結営業利益について、21年3月期200億7400万円(前期比2.8%減、従来182億3000万円、会社側計画は202億円)、22年3月期222億5000万円(従来201億円)、23年3月期243億円(同213億5000万円)と試算している。

 24日の終値は、前週末比10円高の918円。

提供:モーニングスター社

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