<米国株情報>リゾート運営大手MGM、自宅待機中の1万8000人を恒久的解雇へ

株式

2020/8/31 10:24

 リゾート運営大手エムジーエム・リゾーツ・インターナショナル<MGM>は28日、2月末から自宅待機中の従業員1万8000人に対し、恒久的な解雇とする旨の書簡を送付することを明らかにした。経済専門チャンネルCNBC(電子版)が伝えた。

 法律上、8月31日で6カ月を超える自宅待機者にはそれまでに解雇日を通知(解雇予告)することが義務づけられている。MGMは恒久的解雇の対象となる1万8000人に対し、9月末まで医療給付の支給を延長する方針。同社の米国における従業員数は1月時点で7万人。

 MGMは新型コロナウイルス感染症の拡大による観光客やビジネス客の減少などにより、現在もニューヨークの「エンパイアシティ」や、ラスベガスの「パークMGM」などのカジノ施設の閉鎖を余儀なくされ、従業員の余剰問題が深刻化している。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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