日工営が急落、通期営業利益は計画を超過するも大幅減益を予想

株式

2020/9/1 13:53

 日本工営<1954.T>が急落。8月31日引け後の決算発表で、20年6月期の連結営業利益は計画を超過したが、21年6月期に大幅減益を見込んだことが嫌気された様子。株価は前日比265円安の2519円まで値を下げている。

 20年6月期は、売上高1126億400万円(前期比3.7%増)、営業利益53億7200万円(同5.1%増)。「コンサルタント国内」「コンサルタント海外」で過去最高受注高を更新し、「コンサルタント国内」「都市空間」が過去最高売上高を更新する中、営業利益は新型コロナウイルス感染症の影響を織り込んで下方修正していた従来予想を7億7200万円上回った。

 続く21年6月期は、売上高1026億円(前期比8.9%減)、営業利益15億円(同72.1%減)を予想。新型コロナ影響が最大の状況(20年4-5月頃の全世界の状況:緊急事態宣言・ロックダウン・渡航制限・外出規制)が期中1年間継続することを想定した必達ラインとしている。

 午後1時49分現在の株価は205円安の2579円。

提供:モーニングスター社

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