<米国株情報>AT&T、「テネット」の週末興収は推定2020万ドル

株式

2020/9/8 10:24

 通信大手AT&T<T>グループの映画会社ワーナー・ブラザーズが配給したSFアクション大作「TENET テネット」が4日に劇場公開され、週末3日間の米国とカナダにおける興行収入が推定で2020万ドル(約21億4700万円)に達した。経済情報専門サイトのマーケットウオッチなどが6日、伝えた。

 「テネット」は当初7月に公開を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の拡大を背景にした外出制限や映画館が休業により、延期していた。

 現在、映画館チェーン最大手AMCエンターテインメント<AMC>を含め、全米ではロサンゼルスとニューヨークを除き、約70%の映画館が営業を再開しているが、ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)を保つため、映画館での入場者数は収容能力の最大50%に制限されている。市場では、新型コロナの影響がなければ、「テネット」の北米興行収入は週末3日間で3500万-5500万ドルに達したとみている。一方、英国などでは1週間早く上映され、直近2週間の興行収入は計1億2600万ドルとなった。

 ウォルト・ディズニー<DIS>も4日、公開が延期されていた実写版「ムーラン」を東欧や中東、アジアなど海外の劇場で公開した。週末3日間の興行収入は約600万ドルとみられる。ムーランはディズニーの公式動画配信サービス「ディズニー+(プラス)」でも配信を開始しており、追加料金を支払うことで視聴できるようになる。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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