日立、高度運転支援ECUおよび高精度地図ユニットが日産自のスカイラインに採用される

株式

2020/9/8 17:01

 日立製作所<6501.T>は8日、グループの日立オートモティブシステムズの高度運転支援ECU(電子制御ユニット)、および、OTA(Over The Air)による自動地図更新に対応した高精度地図ユニットが、9月に日産自動車<7201.T>が販売を開始した新型「スカイライン」に初めて採用されたと発表した。

 今回、日産自の新型「スカイライン」に採用された高度運転支援ECUは、認識処理用と車両制御用の2CPU構成にすることで、安全性と高速演算性能を両立し、より高精度な車両統合制御に寄与する。同じく採用された高精度地図ユニットは、全国の高速自動車道等の3D高精度地図データをセンチメートル単位で格納しており、高精度に算出した自車位置にもとづき自車周辺地図情報、および、目的地までの車線レベルの推奨経路情報を高度運転支援ECUに出力し、車両統合制御を支援するという。また、OTAにより、常に高精度な地図の自動更新を実現し、ユーザーの利便性を高めているという。

 8日の終値は、前日比37円高の3602円。

提供:モーニングスター社

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