10日の東京株式市場見通し=反発後、もみ合いとなりそう

国内市況

株式

2020/9/10 7:47

 予想レンジ:2万3000円-2万3300円(9日終値2万3032円54銭)

 10日の東京株式は反発後、もみ合いとなりそう。きのう9日の日経平均株価は下げ渋りの動きをみせ、終値ベースで心理的なフシ目の2万3000円を維持したことや、現地9日の欧州株式が反発した動きをみせたことから、買い先行スタートとなろう。ただ、買い一巡後は、手がかり材料難が続くことから、戻り待ちの売りの売りに上値を抑えられる格好となりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=106円台の前半(9日終値は105円93-94銭)、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の前半(同124円72-76銭)と円安方向に振れている。9日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ソニー<6758.T>、ホンダ<7267.T>、任天堂<7974.T>などが、9日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、9日の大阪取引所終値比215円高の2万3185円だった。(高橋克己)

 10日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 7月機械受注、週間の対外対内証券売買契約

・11:00 8月中古車販売

・20年国債入札

・エルニーニョ監視速報

・決算発表=積水ハウス<1928.T>、神戸物産<3038.T>

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米8月生産者物価、米週間の新規失業保険申請件数

・ECB定例理事会(ラガルド総裁会見)

・米30年国債入札

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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