山王が急落、21年7月期の営業減益予想で売りに押される

株式

2020/9/15 11:06

 山王<3441.T>が急落し、一時179円安の994円を付けている。14日引け後、21年7月期の連結業績予想を発表。減収営業減益見通しを示し、売りに押された。

 21年7月期業績は、売上高66億円(前期比16.9%減)、営業利益1億4000万円(同21.8%減)を予想。需要が拡大している次世代通信規格5G向け製品の受注拡大に向け東北工場での新ライン増強を進める一方、中国・連結子会社の山王電子の持分譲渡を行い、経営資源の選択と集中を実施することなどの影響を織り込んだ。期末一括配当は5円(前期実績5円)を予定している。

 20年7月期決算は、売上高が79億4700万円(前期比11.9%増)で、営業損益は1億7900万円の黒字(前期は3億4400万円の赤字)に転換した。

 午前11時5分時点の株価は、前日比151円安の1022円。

提供:モーニングスター社

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