プリントNが急落後に反転、通期の営業損益に赤字を予想

株式

2020/9/15 14:22

 プリントネット<7805.T>が急落に反転。14日引け後の決算発表で、20年10月期の単体営業損益に赤字を見込んだことが嫌気され、株価は一時前日比50円安の439円まで下落。しかし、一巡後には切り返す動きとなり、変わらずの489円まで値を戻している。

 同社はこれまで未定としていた通期の業績予想について、印刷市場の回復度合いが予測できるようになったとして売上高78億3600万円(前期比3.2%減)、営業損益1億1700万円の赤字(前期は4700万円の赤字)とした。20年10月期第3四半期累計(19年11月-20年7月)の単体業績は、売上高59億9300万円(前年同期比0.6%増)、営業損益8800万円の赤字(前年同期は3200万円の黒字)だったので、第4四半期(8-10月)に限ると営業損益は計算上2900万円の赤字(前年同期は7900万円の赤字)と、赤字幅は縮小する見通し。

 同時に、取得期間20年9月15日-21年9月14日の予定で上限1億円、20万株(自己株式を除く発行済株式数の3.80%)の自社株買いを実施すると発表している。

 午後2時20分現在の株価は5円安の484円。

提供:モーニングスター社

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