電算が急伸し年初来高値、第2四半期の業績予想を修正し損益が黒字転換へ

株式

2020/9/16 12:02

 電算<3640.T>が急伸。一時100円高の2378円を付け、1月24日の年初来高値2308円を更新した。15日引け後、21年3月期第2四半期(20年4-9月)の連結業績予想を引き上げ、損益が黒字転換する見通しを示し、好感された。

 第2四半期業績予想で、売上高を57億3600万円から64億7700万円(前年同期比)に引き上げ、営業損益は4億5200万円の赤字から4000万円の黒字(前年同期は2億3700万円の赤字)に転換する。売上高は、公共分野での介護保険データ標準レイアウト改版等の制度改正対応、基幹系システムの導入や、産業分野でのリース業務パッケージおよび販売管理システムの導入、機器販売などが増加。損益面では、売上高増による利益の増加に加え、新型コロナウイルス感染症の影響により、客先訪問を自粛し、Web会議や電話対応による営業活動を進めたことで、営業活動費が減少したことも寄与する。

 前場は、前日比67円高の2345円ザラバ引け。

提供:モーニングスター社

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